So-net無料ブログ作成
検索選択

代償性発汗 [多汗症手術の副作用]


 多汗症手術の副作用として、最も心配されるのが代償性発汗です。代償性発汗は多汗症の手術を受けた場合、必ず現れる副作用だと考えておいて間違いありません。



 多汗症の手術を受けると、顔や頸部あるいは脇などから出る汗を抑えるのですから、他の部位から汗を出そうとします。いわゆる「汗の引っ越し」という現象が起きるのです。これまで出ていた汗の量がが減ったままでは体温調節が上手くいきませんから、他の部位から出るのは当たり前です。


どこから出るのかというと、背中や胸、大腿部などからたくさん出るようになります。もちろん、個人差があることなので、汗の量や部位も多少違います。ただ、これまで汗かきだと言われていた人の場合は、たくさん出る傾向があるようです。また、季節や手術をしてからの経過年数によって変割るようです。



 逆に言うと、もし代償性発汗がないことの方が問題なのです。何故かと言うと、体温調節のために汗が出るのですから、代償性発汗がなければ体温が上がってしまい、熱中症のような状態になってしまう可能性があるのです。悪くすると死に至ることになるかもしれません。



 つまり、極言すると、多汗症の手術は、手や顔、あるいは上肢から出る汗を他の部位に引越しさせるための手術だということです。なので、汗の量を減らす手術ではないということを理解しておかなければなりません。


 代償性発汗が起きるのが当たり前なのですから、代償性発汗が起きた時の対応までよく考えたうえで、覚悟を決めて多汗症の手術を受けなければなりません。



nice!(1)