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汗をかく理由 [多汗症とは?]


 「温熱性発汗」とは?

人間の体温は個人差があるものの、だいたい36度くらいに保たれています。なぜ36度なのかというと、身体にある心臓、肺などの機関が最も効率良く機能する温度だと考えられるからです。別に36度でなければならないわけではないのですが、人間の身体が正常に機能している温度が36度あたりなので、36度というのが、最適な温度だと推定できるのです。


 人間のように、天候や季節などに影響されることなく、ほぼ一定の体温を保っています。こういう動物を恒温動物と言います。人間の身体は体温の変化には強くありません。低くて30度くらいまで、高くても40くらいまでで、それ以上変化すると生命を維持できなくなってしまいます。そのため、汗をかいて体内の熱を発散させて体温を下げているのです。体温調節は生命を維持するために大切な機能なのです。


 少し難しく説明してきましたが、生命を維持するため、体温が上がり過ぎないようにするために、我々人間は汗をかかなければなりません。このように体温をコントロールするために汗をかくことを「温熱性発汗」といいます。




 「精神性発汗」とは?

 ところが、人間の身体というのは不思議なもので、「温熱性発汗」以外の理由で汗をかいてしまいます。その1つが、「精神性発汗」です。


 これは誰でも経験したことがあるはずです。大勢の前で話をしたり、スポーツや映画を見て興奮したりした時に汗をかきます。人間は緊張したり興奮すると汗をかきます。「冷や汗」というのも精神性発汗ですね。体温調節でかく汗とは違って、手のひらや足の裏などに集中することが多いようです。


 多汗症と呼ばれる病気は、精神的な緊張などによって起こることが多いので、精神性発汗だと考えられています。




 「味覚性発汗」とは?

 カレーや麻婆豆腐などの辛い物を食べると汗をかきます。これが味覚性発汗です。とにかく額からの汗が止まらないですよね。味覚性発汗も全身で汗をかくのが普通です。

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多汗症とは? [多汗症とは?]


 多汗症(たかんしょう)というのは、体温を調節するために必要な量よりもたくさん汗をかいてしまう状態です。汗の量が多すぎて、日常生活に支障がでるような状態にまでなってしまうと、多汗症という病気だと考えられます。夏や梅雨時期になると汗をたくさんかきますが、それでもタオルなどで拭いて凌げるくらいなら問題ありませんが、タオルを何枚も用意しなければならないような状態は、もはや異常な汗の量ですから、改善しなければなりませんね。



 多汗症は、自律神経のバランスが崩れることによって起きる病気だと考えられています。交感神経が失調し、体温の上昇に関わらずエクリン腺から汗が過剰にでる病気です。特に、頭や手、脇などから汗がたくさん出るようです。緊張したり不安な気持ちになると汗の量が増えるようですが、精神的要因よりも自律神経のバランスが崩れることが原因のようです。なので、まずは規則的な生活送ることによって、自律神経のバランスを改善することから始める方がいいようです。病院に行って治療すれば簡単に治るというような病気ではありません。



 現在、「局所性多汗症」に対して、日本皮膚科学科の治療ガイドラインが作成されており、その中で推奨されている治療法として、塩化アルミニウム液の外用が最も一般的な治療法と考えられています。病院に行くのならば、まずは塩化アルミニウム液を処方してもらって治療してみてください。




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